ダム好きの人が、「日本一美しいダム」と称するのが、大分県竹田市にある白水ダム。灌漑用水の調整ダムで、正式名は白水溜池堰堤。例年、6月上旬頃に堰堤を湖水が越える越流が始まり、渇水期には終了。流れる水が白い衣のように美しく落ちていくので「日本一美しいダム」の称号があるのです。
国の重要文化財にも指定

昭和9年4月に着工、昭和13年3月に完成という歴史ある越流型の重力式コンクリートダムで、表層は石造。
昭和初期に、かなりデザインにもこだわった昭和レトロダムでもあるのです。
白水溜池堰堤水利施設として、国の重要文化財にも指定されているので、美しさと歴史、さらには機能性をも兼ね備えているわけです。
壁面を流水から保護するために、右岸側に湾曲面状、左岸側に雛壇状の導水用張出部が設けられていて、それがアクセントにもなっています。
ただし、河川法では、堤高が15m以上のものをダムとしているため、堤高が13.9mの白水溜池堰堤は、厳密にいえばダムではなく、「日本一美しい堰堤」ということに。

日本一美しいダムが、大分県に!
白水ダム(白水溜池堰堤)
はくすいだむ(はくすいためいけえんてい)

● 大分県竹田市次倉
● 鴫田第1駐車場(8台/無料、左岸ルート)・鴫田第2駐車場(10台/無料、右岸ルート)



