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『逆賊の幕臣』小栗上野介が埋めた!? 徳川埋蔵金の謎

小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)と聞いてもピンと来ない人も多いかも知れません。2027年放送のNHK大河ドラマ第66作は、小栗上野介忠順を主人公とした『逆賊の幕臣』(主演・松坂桃李)。かつてTBSが特番を組み、血眼になって探したのが徳川埋蔵金ですが、幕末に幕府再興を期して、小栗上野介が財宝を隠したと伝えられているのです。

2027年放送のNHK大河ドラマの主人公

右端が小栗忠順(渡米時のもの)

小栗忠順(おぐりただまさ)は、徳川幕府の旗本で、上野国権田村(群馬県高崎市倉渕町権田)が知行地(ちぎょうち=領有した土地)。
安政7年(1860年)、遣米使節目付(監察)としてアメリカの軍艦「ポーハタン号」で渡米しています。
渡米後にアメリカ政府と通貨交換比率の交渉を行なっていますが、その責任者が小栗忠順。

有名な勝海舟(かつかいしゅう)は随伴艦の「咸臨丸」(かんりんまる)に乗船、船酔いに悩まされて役に立たなかったといわれ、幕末に小栗忠順がいかに重要な地位にあったのかがよくわかります。

欧米の視察を終えての帰国後、横須賀製鉄所(後の横須賀海軍工廠)の建設を推進するなど対列強対策に尽力しますが、大政奉還後に戊辰戦争が勃発すると、強硬に薩長連合(新政府軍)への抵抗を主張。
ところが徳川慶喜(とくがわよしのぶ)は、勝海舟の恭順論に従い、小栗忠順は上野国権田村で捕縛となって、斬首されています。

小栗上野介が赤城山に隠した!?

赤城山
山麓から眺めた冬の赤城山、このどこかに徳川埋蔵金が?

なぜ、小栗上野介が徳川埋蔵金を埋めたという説が誕生したかといえば、横須賀製鉄所の建設に4年継続で総額240万ドルを投入したほか、フランスに大量の兵器・装備品を発注しているため。
徳川幕府は莫大な財産があり、いざというときのために残していたに違いないという考えです。

TBSが特番を組んで探したのは、400万両(現在の価値で20兆円相当)ともいう隠し財産。
江戸城無血開城時に、新政府軍が真っ先に探したのは、江戸城の金蔵にあるはずの幕府御用金です。
金蔵を開けると、なかはもぬけの殻。

官軍は蔵番の役人25人を厳しく尋問しますが、誰一人として口を開かず、結局、全員が処刑されてしまいました。
その結果、金蔵にあったはずの軍資金の行方はまったくわからなくなってしまったのです。

一説には、仙台伊達藩の所有する「早丸」(蒸気船)がブルガリア国旗を掲げて横浜から脱出したとも、小栗忠順が赤城山の山中に隠したともいわれていますが、真相は藪の中で、いまだに見つかっていないのです。
実は、「早丸」は、三浦半島付近で遭難、沈没しているので、ひょっとすると徳川埋蔵金は久里浜沖の東京湾に沈んでいるのかもしれません。

『逆賊の幕臣』小栗上野介が埋めた!? 徳川埋蔵金の謎

TBSで人気を博した『徳川埋蔵金発掘プロジェクト』

TBSの徳川埋蔵金探しは、1994年放送『徳川埋蔵金 大発掘 最終回スペシャル』まで、5年間にわたって実際に重機を使った大掛かりな掘削作業を10回も実施。
さらに2008年『徳川埋蔵金 大発掘 篤姫は知っていた!?』、2017年『 徳川埋蔵金 本当のありか』、2018年林修の歴史ミステリー『新説!徳川埋蔵金は東京湾の海底に』と続いています。

SMRT-TRIP編集部

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