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「だるま」はなぜ、縁起物!? 【8つのパワー篇】

群馬県高崎市がルーツの張り子のだるま。ご当地・群馬を中心に関東地方では「だるま市」も開催されていますが、そのだるま、基本は赤色。どうして赤色かと言えば、江戸時代の張り子のだるまが誕生した際、赤色は痘瘡(とうそう=天然痘)除けになると信じられていたからです。「だるま」はなぜ縁起物として人気なのでしょう?

製法は、起き上がり小法師と同じ

発祥の地、少林山達磨寺で開催の『七草大祭だるま市』

張り子のだるまが誕生する過程で、だるまは大きな進化を遂げています。
江戸後期に製造が始まった群馬県高崎市では、日本のだるまの8割を生産しています(群馬県の家庭では半数がだるまを所有)。

誕生当初の製法は、まさに起き上がり小法師(おきあがりこぼし)と同じ。
木型をベースに、それに紙を貼り、その後木型を取り出す。
型から外しただるまを晴れた日に屋外で5日ほど乾燥させ、底に粘土の重りを接着。
さらに全体に下地材を塗って、乾燥したところで顔を書き入れるというもの。
つまり、群馬県特有の「からっ風」が、だるま生産を支えてきたのです。

高崎駅でだるまがお出迎え

8つのパワーを体感しよう!

その1:「七転び八起き」で不屈の精神を体感

底に粘土の重りが入っているため、倒れても必ず起き上がる仕組み。
そのため「七転び八起き」の象徴とされ、不屈の魂のシンボルともなっているのです。
失敗してもくじけず再起する姿から商売人にはとくに人気が高まったというわけです。

差の2:赤く塗られて魔除けのパワーも

赤く塗られるのは、もともと神社の鳥居が丹色(にいろ)で塗られているように、魔除けの効果があるとされていたから。
邪を避けることで、病魔退散にもなり、江戸時代に猛威をふるい恐れられた疱瘡除けに効果があると信じられたのです(天然痘=致死率は20%〜50%)。

その3:眉は鶴、ヒゲは亀で健康長寿

高崎だるまの眉をよく見ると、実は鶴のかたち、ヒゲは亀です。
「鶴は千年、亀は万年」という言葉の通り、長寿・健康、夫婦円満、家庭繁栄のシンボルを描いているのです。

その4:顔の横に願いを金色で記して願掛け

顔の両側が肩の部分ですが、こちらには、家内安全、商売繁盛などの願いを書き入れることが可能です。
製造元に頼めば、合格祈願、当選祈願などオリジナルの文字のオーダーもできます。

その5:顔の下の縦線と文字「福入」にも深い意味が

顔の下はモデルとなった達磨大師(だるまだいし)の胴体部分で、縦の金色の線は衣を表しています。
中央には福入という文字がやはり金色で描かれ、福運アップ

その6:「開眼」という儀式ができる

だるまは、基本的に販売時には両目は白です。
願いを込めながらだるまの左目(向かって右側の目)を入れ、「願い」がかなったらだるまの右目(向かって左側の目)を入れるという「願掛け」ができます。
これがルーツの少林山達磨寺の開眼の解説です(江戸時代には、すでに両目が入り、開眼された縁起だるまが販売されていました)。

その7:達磨大師の目力同様、開眼は力強く墨入れを!

達磨大師のパワーは、目力(めじから)といわれ、だるまでもっとも重要なのが開眼。
達磨大師にあやかり、力強い目を入れるほうが、開運につながると少林山達磨寺も力説しています。
ただし、両目が入っていた方がパワーが発揮されることから、飾りに使う場合には最初から目を入れてもらうのもおすすめです。

その8:ご利益は感謝の気持ちと表裏一体

だるまのパワーは基本的に1年。
1年経ったら、お焚き上げ(だるまを供養)をして新たなだるまを購入するのがセオリーです。

「だるま」はなぜ、縁起物!? 【8つのパワー篇】

「だるま市」以外で、高崎だるまを購入するには、群馬県だるま製造協同組合のHPから、製造所を探すのが近道
群馬県内では小型のだるまを結婚式の引出物にするなど、だるまが身近な存在です
高崎市一流技能者表彰を受けているのは、大門屋物産の中田純一さんで(大門屋は最大規模の製造所です)、アマビエだるまは大ヒット商品

SMRT-TRIP編集部

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