明治大学の駿河台キャンパスに囲まれるように建つ「山の上ホテル」。文化人にも愛される宿として親しまれてきましたが、耐震の問題などから休館に。2024年11月に明治大学が取得していましたが、2026年3月2日、竹中工務店との間に定期建物賃貸借契約を締結。2027年夏にホテルとして開業する予定だと発表しています。
ヴォーリズ建築のホテルが復活!

出版社が数多い神田・神保町に近いということもあって、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、松本清張など、名だたる文豪に愛された「山の上ホテル」。
耐震などの問題で長期休館を余儀なくされましたが、2024年11月、明治大学が取得し、明治大学創立150周年記念事業(2031年に150周年を迎えます)として保存、継承を図ると発表していました。
山の上ホテルは、1937年、福岡県出身の実業家、佐藤慶太郎(さとうけいたろう=明治大学の前身、明治法律学校の卒業で、東京府美術館の建設資金も提供)の寄付を基に、社会事業の拠点「佐藤新興生活館」として開館。
設計は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズで、戦後、1954年からホテルとして営業していました。
今回、提携先を竹中工務店に決め、リニューアル作業がスタート、2027年夏の開業を目指すとしています。
新たに開業するホテルの名称およびホテルの運営会社は今後、竹中工務店より順次発表するとのこと。
明治大学は、短期留学プログラムにおける宿泊施設や、大学の知的財産を社会に還元することを目的に設置している生涯学習拠点「リバティアカデミー」主催のプログラムの会場および地域連携・社会連携の活動の場などとして再生後のホテルを活用していく予定としています。
「山の上ホテル」、2027年夏に営業再開と明大が発表!
山の上ホテル
やまのうえほてる

● 東京都千代田区神田駿河台1-1
山の上ホテル自体は休館していますが、直営レストランの「てんぷら山の上Ginza」、「てんぷら山の上Roppongi」、「てんぷら山の上日本橋三越本店」、「レストランヒルトップ順天堂医院」は、引き続き営業、山の上ホテルの味は、そちらでも体験が可能です


