熊本県宇城市三角町、かつて三池炭鉱の石炭を中国の上海へ輸出した三角港(みすみこう)の東港にある不思議な建物が、海のピラミッド。一見すると何の用途なのか、さっぱりわかりませんが、実は三角港のシンボルとして設置されたフェリーターミナルなんだとか。内部に入れば、さらに驚きの姿が!
らせん階段を上ればTOPに到達が可能


平成2年2月に完成した「海のピラミッド」。
設計したのは、地元熊本出身、絵本作家・葉祥明の兄、葉祥栄(ようしょうえい)。
コンクリート打放しの建物で、なんとなく巻き貝風ながら、建築的には1階建て。
「巻貝と同じように内外の二重螺旋のスロープの床版によって連続的に補強されたコンクリート外殻構造」とのことで、高さ25m、直径34mという巨大なもの。
フェリーターミナルとはいうものの、現在、三角港に寄港するのは、天草宝島ライン(三角港〜前島港)の高速船のみで、島原港と結ぶ三角島原フェリーは廃止となっています。
つまりは旅客ターミナルですが、展望塔としての機能も有していて、内部のらせん階段を上れば、不思議な感覚になることは確実です。



【不思議の国ニッポン】 不思議な「海のピラミッド」
三角港フェリーターミナル(海のピラミッド)
みすみこうふぇりーたーみなる(うみのぴらみっど)

● 熊本県宇城市三角町三角浦1160-177
● JR三角線・三角駅から徒歩3分
● 旅客船運行時間帯は自由に出入りができます(それ以外の時間帯は有料でイベントなどに貸切利用が可能)
